一方、29日の時点で新型コロナウイルスの感染者は、6,000人を超えています。
日本でも武漢からのツアー客を乗せたバスの運転手を務めていた日本人男性が車内での感染が報告されました。
二次感染、三次感染と感染が拡大し、【濃厚接触】という言葉をニュースでよく耳にしますが、具体的に濃厚接触とはどのような状況を差すのでしょうか?
予防策などについて気になる点をまとめていきたいと思います。
新型コロナウイルスの濃厚接触の定義とは?
「濃厚接触」とは、同居する家族や同じ職場に長時間いる場合を指します。※長時間(長時間の定義はなし)
濃厚接触の時間の定義はありませんが、専門家によると30分くらい近くにいれば濃厚接触ということに該当します。
咳やくしゃみの飛沫が及ぶ1~2メートルの範囲は濃厚接触に近く当てはまります。
飛沫感染・接触感染の可能性は出てきているので、多くの人が触るようなつり革・手すりは注意が必要です。
電車ですれ違うようなものは当てはまりません。
濃厚接触者の定義
- 医療機関や地域の中で、医療従事者や家族を含む確定症例または疑い症例の世話をした者
- 確定症例または疑い症例に症状があった時期に同じ場所に滞在(同居、訪問等)した者
- 同じ教室で患者の近くの席に座ったり、患者とタクシーに同乗したり、航空機で 患者の近くの席に座ったりするなど、偶然、かなりの曝露を受けた者
出典元:NIID国立感染症研究所
「飛沫感染と空気感染の違い」
「濃厚接触とは」参考までに pic.twitter.com/qscBnfz6CD
— 木枯らしぷぅ (@puukogarasi) January 28, 2020
みんな濃厚接触を勘違いしすぎている。
30分くらい近くにいたらもう濃厚接触です。 pic.twitter.com/twB10W7UZt— はな (@sato_satochi) January 28, 2020
(2)
・主な感染者:濃厚接触者(定義:患者の同居人、医療従事者、たんなどの分泌物に予防策なしに接触した者、手で触れる・対面で会話可能な距離(目安2m)で予防策なしに接触した者)
・死者共通点:60歳以上・感染前より糖尿病,高血圧,肝硬変など基礎疾患を抱えており健康状態が悪かった— Q (@q52128) January 26, 2020
新型肺炎コロナウイルスの感染予防は?
新型肺炎ウイルスは抗インフルエンザ薬に相当するような治療薬のほか、感染を防ぐワクチンも現在ありません。
そこで私たちができる予防策は何なのか?
A:多くの感染症に共通する予防法と同じです。
マスクを付ける、手を洗う、アルコール消毒をするなど、通常の感染対策をまずは徹底することです。
- 確実に効果があるのは手洗い。
- アルコール消毒
- マスクを付ける
- バランスの取れた食事と質の良い睡眠
出典元:FNN PRIME
手洗い、うがい、アルコールや除菌スプレーでの殺菌などを徹底するのが今の所の対策ですね。
免疫力が弱っている人などは極力人混みや繁華街など、中国人の観光シーズンは避けるのが一番かもしれません。
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新型肺炎ウイルスの感染した場合の治療法は?
今回の新型ウイルスに対するワクチンや特効薬は、まだない。症状としては発熱やせき、呼吸困難などが挙げられる。感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)は23日、3つの異なる研究チームが新型コロナウイルスのワクチン開発に向けた作業を開始したと明らかにした。
出典元:https://jp.reuters.com/article/china-coronavirus-830-patients-idJPKBN1ZN01W
感染した場合は、安静にしたうえで体力の回復を待ち、熱やせきなどの症状を和らげていく「対症療法」が中心。賀来特任教授は「重症化して呼吸不全になった場合、人工呼吸器などを使い、呼吸の管理が大切になる」と話す。
出典元:毎日新聞
濃厚接触に対するネットの反応は?
武漢に行ってなくても30名の武漢からの旅行客を2度乗せたのだからむしろ渡航したより濃厚な接触があったとみるべきだろう。運転手さんは断れないし気の毒だ。タクシーで武漢からの客を乗せたらもっと濃厚接触だろう。寒いから窓閉め切ってるし。
— 怪老医@doctor0621 (@doctor0621) January 28, 2020
https://t.co/eP1kCJdHRL
すげぇくだらない事考えてたけど濃厚接触者の定義は思ったより軽かった— 崔碕 高緒 (@No23destroyer) January 28, 2020
厚労省が根拠とする国立感染症研究所の「調査が必要な患者」と「濃厚接触者の定義」は 直ちに訂正されないといけない。空気感染するとなれば一大事。SARSの時は(北京の場合)行動歴が徹底的に調べられ、飛行機だと同乗者全員が隔離対象に。飛沫感染なのか空気感染なのか、この違いは本当に大きい。
— hirotora8fan (@nousbonne) January 28, 2020