MENU

幼児教育・保育の無償化の裏側の実態は?便乗値上げや保育士の労働環境の悪化の悲鳴の声も多数。

2019 11/19

10月に始まった幼児教育・保育の無償化に伴い、「便乗値上げ」で負担が増えたとして、ひとり親の団体が国に改善を求めました。

その他にも保育士の賃金問題など、労働環境についてなどについても問題の声が上がっています。

目次

幼児教育・保育の無償化の裏側の実態は?便乗値上げ

出典元:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodomo_mushouka/index.html

シングルマザーとシングルファザーで作る民間の団体「エスクル」によると、1人で子どもを育てる親約100人へのアンケートの結果、約2割の18.8%が幼児教育・保育の無償化で「負担が増えた」と答えました。

理由としては無償化に便乗して自己負担の食事代などを値上げされたためだといいます。

元々は幼稚園、認可保育所認定こども園など大半の施設には、家庭の所得に応じた保育料の減免措置が設けられていました。

そのため今回、無償化に伴いメリットは今まで高い保育料を払っていた高所得層ということになります。

幼児教育・保育の無償化の裏側の実態は?保育士の労働環境の悪化

そして無償化に伴い保育士の労働環境についても様々な問題が浮上しているようです。

保育料が無料となって以降延長保育を利用して子どもを夜遅くまで預ける保護者が倍増しているようです。

延長保育は、別途料金がかかりますが、保育料がかからなくなった分、利用しやすくなったとみられます。

その結果として、子どもを見ている時間が長くなればなるほど、その分、職場で事務作業をする時間はなくなります。持ち帰りの仕事が増えたということも無償化での保育士の現状ということです。

こういった意味でも労働環境で【保育の質】が確保されるのか?ということが問題ではないでしょうか?

幼児教育・保育の無償化に対する世間の声

目次
閉じる