さて、新学期が始まり、晴れ晴れしい気持ちで新学年を迎えれると思いきや、ある母親の方のSNS投稿が話題になっています。
「『免除の儀式』が、今年も始まった」
???
「免除の儀式」って何ですか?っと気になった私です。
まさかのPTAの新年度の役員の免除をしてもらうための儀式だなんて驚きでした。
今回はそんなPTAの『ヤバイ免除の儀式』について調査してみたいと思います。
PTAの免除の儀式がヤバイ
とある学校はPTAの新年度の役員を、くじで決めるそうです。
司会は前年度の役員で役員ができない人は、くじ引きの前に他の保護者の前で「PTA役員ができない理由」を話さなければならいという決まりだそう。
- 「親の介護で余裕がない」
- 「小さい子どもがいてワンオペ育児で余裕がない」
- 「闘病中で体調が不安定」
- 「離婚して、私が働かないと生活ができない」
- 「親の介護で時間が作れない」
様々な家庭の事情があるようだが途中で泣き出す保護者もいる実態だそうです。
公開処刑?
この「PTA役員ができない理由」を話す会こそが「免除の儀式」といいます。
一通り説明が終わると、他の保護者は顔を伏せるように言われ多数決にて可否を決めるが、そもそも過半数の同意を得なければクジを免除されないうえ、他人を免除すると自分に回ってくる可能性もあり「みなさんそうですから。」という理由で同意を得らないケースがほとんどだそうです。
また、ここで知った各家庭の「家庭の事情」について口止めはないそうで、「教室を一歩でたら、『こんな人がおったで』と、噂が回ってしまういいます。
「免除の儀式」どころか苦労自慢?プライバシーの公開処刑?って感じですね。
こんな儀式があったら、確かに疲労困憊の恐怖の儀式でしかありません。
私も昨年はPTAの軽い補佐的な役員をしていました。
子どもが通う学校は6年間のうちに子ども1人につき2回、役員をしなければならないと決められています。
私は子ども1人なのでまだラクですが、友人は子どもが3人いるのでかなり大変そうです。
実際にPTAの役員をして思ったことは、そんなに大変とは思いませんでした。子どもの6年間お世話になる学校側と協力してできる事をするのは親の仕事だと私は思っているからです。
だからと言って、本当に家庭の事情でできない人も沢山いるのが昨今の現状だと思います。今回のように、自分のプライバシーやプライベートな事情を丸裸にしてまでの「免除儀式」についてはとても疑問に思いました。
免除の方法はあるの?
「PTAの加入は親の義務ではないし義務を前提としているわけではありません。」とPTAの間違った認識をPTAジャーナリストの方が指摘されていました。
私もてっきり、義務なのだと思っていました。
義務だと思い込んでいるから、義務を『免除』してもらうために家庭の事情を言わされるのはある程度は仕方ないと思っている人も多いようです。家庭の事情を言わされている人は、そもそも加入は義務ではないという知識不足ということもあります。
「免除の儀式」に参加せず、正しいPTAの知識と理解で正当に自分を守る方法はあります。
ただ逆に「ただ、面倒くさいからやりたくない」っという人がこういう知識を使う事とはまた違うので、役員決めに関しては今後何らかの明確な規定が必要となってくるのではないでしょうか?
PTAの免除の儀式世間の意見は?
PTA免除の儀式って!怖い!
うちは任意だし、ボランティア感覚みたいだから、とりあえずできる事はやろうとPTAに入った。
明日総会!
逆に楽しみな私…— のぼりん (@n_nobori) April 22, 2019
免除の儀式って何?…本当にばかなんじゃない。 親は子供が学校に入るとPTAというものの信者にならなきゃいけないの??… いいえ、自由なんだから無言スルーで貫けばいい。出向かなくていい、反応しなきゃいい。それで子供へ何かあれば学校訴えて別の方法とればいいこと。行かせなくていい、そんな所
— 檸檬 (@mimin7711) April 22, 2019
めも
PTAの役員決め「免除の儀式」の話・親同士のコミュニティの希薄化
・PTA組織・制度の形骸化
・無知による漠然とした不安
・説明不足
・〈当たり前〉に対する慣れ— 畑山洋平 (@yhatamusica) April 22, 2019
テレビでやってるPTA免除の儀式!?恐すぎる。幽霊よりゴキブリより怖い…
— コミュ障お母さん (@e1sE19mEZSRa5L0) April 22, 2019
PTAの免除の儀式についてのまとめ
共働きなど、数十年前とは違う昨今の現状。
自治体や学校などでPTAの役員決めの規定などが違うそうです。
PTA免除の儀式なんてあるの?恐すぎヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!!うちは免除になる場合は条件が明確だったり、事前に校長と幹部役員が内々で審議で決めるよ。
「PTA免除の儀式」があるような学校や地域はまずは保護者が学校側と関わりやすいようなPTAの在り方について考え直す必要がありそうですね。
私が住んでいる地域は幸い、学校側も「いつもありがとうございます。」という保護者目線な対応や自主的にPTAの役員をやって下さる方が多いので、恵まれていると改めて思いましした。
普通でもママ友関係などで苦労しているお母さんが多い中、また様々な家庭がある現代なのでさらに母親の負担になるような「PTA免除の儀式」がなくなる事を願います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。