神戸港を拠点にレストランクルーズの事業を営む「ルミナスクルーズ」が3月2日、神戸地方裁判所に民事再生法の適用を申請し受理されたことがわかりました。
今回の破綻は新型コロナウイルスが原因ということです。
ルミナスクルーズ神戸が倒産
1987年に就航した日本最初のレストラン船の一つとされるルミナス神戸が新コロナウイルスの影響を受け倒産においやられてしまいました。
関西の人だと乗ったことがある人も多いのではないでしょうか?
[box class=”pink_box” title=”ルミナスクルーズ(株)”]
TDB企業コード:530595525、
資本金1000万円
兵庫県神戸市中央区波止場町5-6
登記面=兵庫県神戸市北区青葉台15-12、
代表熊野幸三氏
従業員13名
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帝国データバンクによると負債額は約12億4300万円です。
2018年6月の大阪府北部地震、同年7月の豪雨、9月の台風21号をはじめ、翌2019年も台風など自然災害による運航中止が相次ぎ、2019年5月期の年収入高は約8億6900万円にとどまり、燃料費高騰の影響もあって収益が悪化し、資金繰りもひっ迫。インバウンドへの依存は低いながらも、今年1月以降は新型コロナウイルスの余波で多数のキャンセルが発生したことで自主再建を断念し、裁判所管理下での再建を選択した。
出典元:帝国データバンク
直接的な新型コロナウイルスの影響というよりも。2018年の天災続きからの経営悪化に加えて、新コロナウイルスのの余波で倒産してしまったようです。
ルミナスクルーズ神戸が倒産で今後の経営は?
再建策として、同じく神戸港クルーズ船「コンチェルト」を運航する(株)神戸クルーザー(神戸市中央区、2019年3月期年収入高約10億円)の100%株主であるファースト・パシフィック・キャピタル(有)(東京都目黒区)より支援表明を受けています。
現在「ルミナス神戸2」の運航は休止しているが、早期の再開を目指すと同時に、既に「ルミナス神戸2」に予約中の顧客に対しては、前払いをした消費者保護施策として「コンチェルト」が代わってサービスを提供する。
出典元:帝国データバンク
出典元:ねとらぼ
今回民事再生法が適用されているので、会社は消滅しません。
- コンチェルトが引き続ぐ
- 前払いをした顧客に対してはコンチェルトがサービスを提供
再開の目処についても
再開の目処についての発表は今現在はされていません。
整い次第運行が開始されるのを待ちたいですね。
ルミナスクルーズ神戸が倒産に対する世間の反応は?
ルミナス神戸って確か俺乗ったことあるぞ
料理美味しかった印象ある— りょう (@RyofKgg) March 2, 2020
ハーバーランドシネマズでよく「ルミナス神戸つー!」を観てから映画を観て、そこから韓国料理のバイキングに行くまでが三ノ宮での楽しみだったのに…
— 氷月ながれ C98抽選待ち (@tuintega) March 2, 2020
ルミナス神戸といえば、『べっぴんの町』で恭兵さんと田中美佐子が…「女がよそ行きを着てきた時は脱がせて欲しい時だ」「ずいぶんせっかちなのね」「育ちが育ちだから」って会話した船なので(?)、残念。
— masao obata (@obao_m) March 2, 2020
あぁあ…マジかよルミナス神戸…ハーバーランドの代名詞だったのに…
— しろびん (@torinotamago1) March 2, 2020