連日報道されているコロナウイルスの感染情報ですが、厚生労働省のHPでは新たに一定条件を満たす場所からの感染拡大ということで、感染しやすい場所や環境の共通点を発表しました。
今回は集団感染などを引き起こさないために気をつけるべき点についてまとめていきたいと思います。
【新型コロナ】感染しやすい場所や環境の共通点は?
一定条件を満たす場所において、一人の感染者が複数人に感染させた事例が報告されています。 具体的には、ライブハウス、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テント等です。このことから、屋内の閉鎖的な空間で、人と人とが至近距離で、一定時間以上交わることによって、患者集団(クラスター)が発生する可能性が示唆されます。そして、患者集団(クラスター)が次の集団(クラスター)を生むことが、感染の急速な拡大を招くと考えられます。
出典元:厚生労働省HP
- 屋内で閉鎖的
- 換気が悪い
- 人が密集
- 不特定多数の人との接触
クルーズ船内で感染が拡大したこと、寒い北海道や屋形船の感染が多いこと、韓国の宗教施設での爆発的な感染があったことは、多くの人々が密閉した空間にいると、ウィルスが繁殖するのではないか。
一方、満員の通勤電車でも、駅ごとに空気が入れ代ること、太陽の光が当たっていることから、ウィルスが繁殖できない、ウィルスの密度が薄まるのではないか。
出典元:JBpress
世界の感染例でみるコロナウイルスの感染が拡大している地域の共通点
日本:気温が低い北海道では感染者が多く、北海道全域に広がっている。
気温が比較的高い福岡や大阪は少ない。沖縄も感染者が出たが少ない。
各都市の1月と2月の月平均最低気温。
イタリア:ロンバルディア州のミラノでは-4.4度と-2.5度、感染が少ないローマでは3度と3度。(北部ロンバルディア州では、感染が急増。)
シンガポール:一時期感染者が90人を超えでしたがその後の対処も適切なことにより、完治者も多く感染者が著しく減少。
タイ:40人近い感染者が出たが、完治する人々も多く、感染者は減少。
現在の国内でのコロナウイルスの感染例は?
国内で感染が確認された方のうち重症・軽症に関わらず約80%の方は、他の人に感染させていません。
発熱などの症状や疑わしい場合は下記の対応を心がけることが大切のようです。
都道府県・保健所等による電話相談窓口
各都道府県が公表している、新型コロナウイルスに関するお知らせや保健所等による電話相談窓口のページをまとめました。
リンク先にて、随時情報が更新されています。(2月9日時点)
https://www.kantei.go.jp/jp/pages/corona_news.html(首相官邸HP)
【新型コロナ】に関するその他の記事
[kanren postid=”5936″]